行ってきました、（続き）軍艦島

友人とのゴールデンウイーク・ドライブ、行きたかった角島大橋で天候に恵まれた私達。最終目的地は長崎県です。
一番の目標は、リンガーハットの聖地で長崎チャンポンを食べる事(^o^)ではなくて、軍艦島に上陸することです。
前夜に長崎入りしたのですが、雨天のために世界三大夜景を見ることもなく、翌朝を迎えました。

友人が軍艦島クルーズの予約も済ませてくれていたので、朝一番のクルーズ船に乗ることが出来ました。手続きの際に聞かされていたのは「天候次第では上陸できない」「前日は一便も上陸できなかった」と言う事だったのです。

クルーズ船に乗船する頃は何とか雲だけで済んでいたのですが、軍艦島に向かうにつれて次第に雲が黒くなり、雨が降ってきました。海も荒れています(T_T)
それまで展望デッキにいたのですが、仕方なく雨が当たらない１階に避難して軍艦島に向かっていきます。
１枚目の写真が軍艦島に近くなったときの写真ですが、雲が黒くて、雨も降っていたのです。
心配しながらだったのですが、何とか上陸できる！との言葉と共に接岸をします。瀬戸内海に慣れている私にとっては、上陸できる状況でも“荒れてる”と思える状況です。
上陸すると！え？というタイミングで雨が止むではありませんか！
以前から晴女としての嫁さんパワーを知っていたのですが、恐るべし晴れパワー(^o^)

急いで上陸し、ガイドさんの説明に耳を傾けます。
軍艦島についてはB'Zさんのミュージックビデオだったり、007の映画「スカイフォール」で登場（島の名前は違いますし、セットだそうですが）したので、知っていたのですが、実際に見てみたいと思い続けて…やっと上陸できました。
ガイドさんの説明は非常に臨場感があり、当時の様子がうかがえる貴重なお話しです。風景を忘れて説明を聞いていたのですが、おお！と思い出して何十回とシャッターを押していました。

如何でしょうか？
当時はこれが「日本の未来」と言われた島です。言ってしまうと単なる廃墟ですが、この島を廃墟のままにしないで上陸させてくれるのは本当に貴重であり、うれしい事でもあります。
いつまで上陸させてくれるのか分かりませんが、貴重な体験と手配をしてくれた友人に感謝しても足りないくらいです。

さて、私達が軍艦島を後にしてすぐ、また雨が降ってきました。
別れを惜しむように、雨でくすんでいく軍艦島に別れを告げ、長崎港に戻って行くのでした。

港に戻ってみると帆船のイベントをやっていましたので、帆を上げるデモンストレーションなどを見て、遅めの昼食を済ませて帰路についたのです。

え？昼食ですか？

もちろん、リンガーハットの長崎チャンポンでした(^_-)

往復で1655kmの旅。遠いようで近い距離。今度は夜景を見に来たい！とリベンジを誓った旅となりました。