2015年1月26日月曜日

アミノ酸とオメガ3を一緒に摂れる「アルファカプセル」


先日は必須脂肪酸の中でもオメガ3に属する「αリノレン酸」が多い「えごま油」をご紹介させて頂きました。
αリノレン酸は体内の脂質バランスを整え、脂肪関連のメタボ対策になる栄養です。また、認知症予防にも効果的だという研究結果もあります。あまりに必須脂肪酸を制限すると、細胞の弾力が失われてしまい、血管も切れやすくなってしまいます。かいって過剰な脂質は血管壁をふさいだり血管を硬くしてしまう事もあります。大切なのは「質とバランス」を見極めながら、適量を摂取すると言うことです。
「えごま油」は食品としても優れたもので、お買い上げ頂いたお客様からの評価も高いのですが、どうしても「もっと手軽に」というリクエストもございます。
そこでサプリメントとしての「えごま油カプセル」という商品もあります。
とても良い商品なのですが、「それでは!もう一歩踏み込んで、もっと効果を求めると!」というと必須脂肪酸だけでは出来ない生理作用が多くあります。

そもそも私達の体は沢山の水分が含まれていますが、水分を取り除くと次に多いのが「アミノ酸」です。
「髪の毛から足の爪先までアミノ酸で出来ている」と言われる程、私達の体にとってはアミノ酸は不可欠な栄養です。
数年前のアミノ酸ブームの時には「何でもかんでもアミノ酸が入っていると売れる」と言われ、とりあえず原料に「アミノ酸と名のつくモノ」を入れる商品が溢れていました。
ところがアミノ酸にも様々なモノがあり、原料をとってみても、
1.完全化学合成
2.動物原料を強い酸(硫酸など)で分解
3.家畜の排泄物から取り出す
4.微生物によるバイオ発酵
5.穀物を分解
等々、他にも多くの生産方法があると言えるでしょう。過去には散髪から出た髪の毛を酸で分解する方法も多く使われてきました。
見て頂くと「アミノ酸が集まって出来たタンパク質を分解する方法」と「原料にアミノ酸を使用しないで合成・抽出する方法」があります。一般的にはアミノ酸は分子の構造から「L体」「D体」に分類され、合成アミノ酸はD体と言われます。しかし私達の体の細胞として使われるのはL体のアミノ酸です。ですから合成品は摂っても意味がないのです(カロリー源としては使われますが)。
例えば3の生産で「家畜の排泄物?」と耳を疑いますが、排泄物には腸で吸収されなかったアミノ酸が多く含まれていますので、原料としては優秀ですし、排泄物処理の観点から推奨されています。しかし「豚の糞から取りだした」なんて言うと誰も買いませんよね? なので「豚由来の酵素」って書くと安全な気持ちになるのです。まあ、食品やサプリメントでも、原材料にアミノ酸原料の生産方法を書く事はありませんけど・・・。
そこで当店でお客様に安心して紹介できるアミノ酸となると、植物原料であり、L体である5番の生産方法で、しかも分解を硫酸でやるのではなく「麹菌」で分解する方法を選択するのです。自分が使うには、他の方法では安心できませんから。
さて、「穀類を麹菌で分解」というのは、日本古来の酒・酢・醤油・味噌の生産方法と同じと言えます。(あくまでも古くからの発酵法ですよ) その方法は手間暇がかかり、大量生産には向かないので、結果的に原材料が高くなってしまうのですが(T_T)
そうして作られたアミノ酸はバランスが良く、私達のカラダに不可欠な必須アミノ酸も多く含まれています。そのアミノ酸を濃縮してサプリメントにすることで、不足してはならないアミノ酸を効率良く補給する事ができます。栄養補給の基本は食事なのですが、例えば「健康な成人が牛肉を100g食べても、アミノ酸として吸収されるタンパク質は18gしかない」のです。
当店でおすすめしている霧島黒酢製品では、そのアミノ酸エキスをカプセルのサプリメントにするとき、濃縮が高いのでカプセル素材を溶かしてしまわないように、何かしらの脂質を加えてペーストにしてカプセルに詰めます。
そこで やっと 登場するのがαリノレン酸が多い植物性脂質です。折角のアミノ酸を体の隅々にまで届けるには、健康な血管が必要です。そこで血管の柔軟性を保ってくれる事を願い、採用しているのがαリノレン酸が多い亜麻仁油です。カプセル化していますので、未精製の亜麻仁油でも臭いが気になりません。
そうして完成した「霧島黒酢アルファカプセル」は、高濃度高バランスのアミノ酸を、しっかり体の隅々にまで届けてくれる商品として愛されています。
「しっかりとして品質のサプリメントでアミノ酸補給をしたいのだけど、値段も様々でどれを選んで良いのか・・・」というお客様には、当店でも一番お勧めしているのが「霧島黒酢アルファカプセル」です。「悩んだときはこれ!」という定番商品ですよ(^o^)





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